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missコメダ。

コメダの喫茶のお供のお豆さんのパッケージは、季節ごとに絵柄が変わります。

冬バージョンはこのような露天風呂の図柄だったのですが、この日は、夫にはMr.コメダ、私にはmissコメダのパッケージが。店員さんに、もしかして、女性にはmissコメダ、男性にはMr.コメダを持ってきてくれるの?とお聞きすると、あ!たまたまです!missコメダは滅多にないんですよ、と。

 

滅多にないと聞いて、以前の私なら食べられなくなって、持ち帰ったりするところですが、そうはしなかった。潔く食べてしまいました。後で思えば、躊躇なく袋を破ったのはちょっと新しい思考回路の私だなと思いました。写真に撮ったし、記憶にも残ったし、もう十分楽しんだから、と。

こういうちょっとしたものですら、なかなか捨てがたかった私でした。お店のコースターとか、マッチとか・・とっておいたって引き出しの奥にしまいこまれてるだけでしょっていうものをつい集めてしまっていました。あの頃はそういう販促品というのでしょうか、そういうものがいろいろありましたね。今はマッチなんて絶滅危惧種です。

それで思い出しましたが、「断捨離」という概念が流行りだして、引っ越ししたい欲求もありましたし、色々な所有物とともに、数百枚のCDを一気に手放したことがありました。10年近くは前のことになりますかね。このCDかけたい、あの曲が聴きたいと始終音楽に囲まれていた私ですが、手持ちの音楽を一気に手放してみると、そこら中で音楽が聴けている事に気づき、自分で持ってなくてもいいじゃないかと思ったのですよね。あの頃、私はまだそんなにYouTubeを活用していないときでした。私の知らない音楽を街やらお店やらが自動で私に聴かせてくれているわけですよね。新しいもの、知らなかったものとの出会いをこちらから求めなくても向こうからやってくる事に気づかれて、驚いたことがありました。耳に入ってくる音楽がどれもものすごく新鮮に感じました。

その頃だったと思いますが、初めてストックホルムを旅しました。今はどうかわかりませんが、街中がとても静かだなというのが一番印象に残っています。お店の中もBGMがかかっていなかったような気がします。うっすらかかっていたかもしれませんが、いずれにしろ、人の声、息遣いの方が耳に入ってくる印象でした。雪の季節だったこともあるかもしれませんが、キンッと冷えて引き締まった空気と相まって、あの生々しい雰囲気がとても心地よかった。BGMはよいものではありますが、最近は道端でもBGMが流れていたりします。ちょっと食傷感があります。

私は、BGMは控えめにしてほしいと思ってしまうな。景色は目をつぶれば一応見えなくなりますが、音は耳を塞いでも入ってくるという性質があるので。

 

 

 

話が大幅にそれましたが、Mr.コメダとmissコメダのお話。

彼らの関係は、親子?missコメダはmissだから夫婦じゃないってことですよね。兄弟ということもあり得ますよね。

 

missコメダは普段はゴージャスな帽子を被っておられたかと思いますが、こちらは帽子をとったリラックススタイルです。missコメダ柄のお豆さんがそもそも珍しい上に、missコメダの帽子をかぶっていない姿も珍しい。

そして、雪見酒ならぬ、雪見コーヒーですね。

Mr.コメダはなぜかお猿さんと一緒ですけどね。

Mr.コメダも何か飲みたいですよね。

想像力が広がる絵柄です。

 

 

ああ、なんといっても、雪見の露天風呂は〜〜〜!