心の反応と時を超えた繋がり
「やってみたい・・!」
咄嗟、そう感じても、最初の一歩を踏み出そうとした時には、ためらいや迷いが湧き上がることがあります。
特に、新しい挑戦や、今までとは違う選択をする時には、なおさらです。
私も散々、そのような葛藤を感じてきました。
私たち人間では、大きく見れば、哺乳類という動物です。
私たちの遠い祖先は、過酷な自然環境を生き抜くには”向こう見ず”では難しかった・・そんな長い長い歳月を生きていました。私たち現代人も、そういう時代の祖先とDNAレベルでつながっています。
新たに踏み出すとき、ためらいや迷いが浮かんでくることは本能的で、ごく自然な反応と言っていいものです。
ただ、今私たちが生きているこの世界は、人間の長い歴史全体として冷静に俯瞰すれば、”生命活動を維持することがそれほど難しくない”、そんな社会になりました。
そうした社会にまでなったということは、誰かのお父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、おにいさんやおねえさんたちといった無数の人びとの働きと献身のたまものとも言えるかと。
現代社会は問題だらけに見えることも確かにありますが、俯瞰すれば、全く違った明るい景色が見えてきはしないでしょうか。
それは、自然に湧いてくる”ためらい”や、”迷い”は、生きものにとって、それはとても自然なこと、だということ。そして、全く新しい社会のシステムへと変わろうとしている今のこの世界を進んでいこうとするとき、そういった感覚は、現代とは全く違う生き方をしていた祖先達からの、現代に生きる私たちへの愛情にも見えてくるのです。
ためらいや迷いを敵とせず、それらを自分の隣りに座らせるような感覚で捉え直してみて、
「私はほんとうはどうしたいのか?」と、自分に問いかけること。
問いへのこたえはすぐはやってこないことの方が多いのかもしれません。
ですが、遅かれ早かれ、必ずいちばん腑に落ちる姿をして、帰ってきます。
ためらいや迷いなく選択できることも素晴らしいことであると同時に、
ためらいや迷いに先に見つかる、新しい自分、新しい道もあり、それもまたとても素晴らしいものです。
このメッセージが、あなたの中で何かを見つけるきっかけになれば幸いです。