美しさは、他人に決められるものじゃない。

「似合う・似合わない」や「こうあるべき」‥

そういった多くの基準が、わたし達の周りには存在します。

 

こういった基準に縛られてしまうと、

生来備わった美しさ、自分らしく生きる力を見失ってしまうことあります。

 

世間一般に捉えられる「美しさ」というものは確かにあるかとは思いますが、

「わたしらしい美しさ」というのは、

本来、他人の評価に左右されるものでも、決められるものでもなく、

自分自身が感じとり、そうだとわかるものです。

 

 

2020年7月、黒髪から、長年憧れていた金髪にしました。

親が嫌がるから‥と諦めながらも、

ずっと頭から離れなかった金髪のショートヘア。

一度もやらずに35年も過ごしてきてしまった髪色・・

 

鏡に映る金髪の自分を見て、

これは、私自身に贈りたかった最高の体験であり、

亡き両親にも見せてやりたかった本物の自分らしい姿だと心の底から感じました。

それは、もしかしたら、

両親の人生までも、明るい影響を与えられていたんじゃないか、

とまで感じるくらいに。

 

 

 

この経験から、

自分の内なる声に従い、表現することの大切さ、その力を実感しました。

自分の本心を押し込め、自分の核心に迫らずに、自分を誤魔化してきたことの重さを思い知りました。

 

 

たかがヘアスタイル、たかが見た目・・

「たかが」と片付けていいようなことでは全くなかった。

 

 

本来の美しさとは、

本当のわたしらしさとは、

自分自身で感じとり、自分自身で選びとるものだったのです。

 

 

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