event info. at ishihara-tei / 石原邸での催し
2019年の催し
2019年 愛知県国登録有形文化財 建物特別公開「文化財の音景vol.4 みちしるべを頼りに」
おかげさまで、たくさんの皆様にご観覧いただき、
心底嬉しく、そして、心底意義深い3日間となりました。
心より御礼申し上げます。
近々、作家たちの目線で撮った写真をアップさせていただく予定です。
ご来場されて、撮られたすてきなお写真ありましたら、
こちらにお送りください。
このサイトでご紹介させていただきたく思っております。
今年のこの催事が終了し、すでに、来秋への展望が見えて来ております。
これも多くの皆様にお越しいただき、素晴らしいひとときを共にさせていただいたおかげだと思います。
心より、ありがとうございました。
2018年の催し
2018年度 登録有形文化財所有者の会 主催の建物特別公開は、
11月17日土曜日に開催いたしました。
翌日より20日までの3日間も、邸内を一般公開させていただきました。
17日は無料企画として建物解説の時間と作家によるギャラリートークを、
18日特別公開後16時半〜音浴音楽会、19日13時〜針葉樹のみで作る本格的なクリスマスリースを作るセミナーを開催しました。
盛りだくさんの企画、そして、たくさんのお客様においでいただきました。
会期の写真をこちらにてご覧いただけます。
来秋もまた、心豊かに過ごしていただけるような企画を催すことができればと思っております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
2017年の催し
ぜんまいの綿毛を採取し、手紬ぎし、草木染めを施し、綿糸や絹糸と機織りにて織りあわせる「ぜんまい手紡ぎ織」。古来、東北地方などで素朴な生活用品としてあった手仕事でした。
子どもの帽子のデザイナーであり制作者であった菊地星女(きくちほしめ)は晩年のこの世を去るまでの10年間、全行程をほぼ独学独力によってこのぜんまい手紡ぎ織を現代に甦らせることに命と歳月を注ぎこみました。
この度、星女の一人娘である菊地栄氏より、わが石原邸にて、星女の作品展を開催していただけることとなりました。ぜんまい手紡ぎ織はあまりにも手間暇も時間も精神力も必要とされる、今後実物を生みだすことは不可能に近いものです。
星女が10年間に迸る情熱と感性、突き抜けた緻密さと胆力によって最愛の我が子の如くに生みだしたぜんまい手紡ぎ手織りの作品群をぜひ間近にご覧ください。
☆菊地星女のウェブページができました!
Blogページもございます。Blogでは、生前の星女の日記や、今回の展示会の主催者である娘さんの想い出に残るストーリーなどにも触れていただけます。「ぜんまい手紡ぎ織」をより多角的に観ることが出来、会期中ご覧頂く手紡ぎ織そのものをより深く楽しんでいただけると思います。ぜひご覧ください。
2001年に69歳で亡くなる直前まで、約10年間に丹精込めて織った織物は約50本。本展ではその中から30点ほどの帯やタペストリーと2枚の着物を展示、一部を販売いたします。